浄土真宗の始まりとお墓に対する捉え方

浄土真宗の始まりとお墓に対する捉え方

心から阿弥陀仏の救いを信じて念仏を唱えれば極楽浄土に生まれることが出来るという「他力本願」が、法然の思想を継承した親鸞の教えです。

厳しい修行や学問を必要とし、善根を積むことが難しい私たちのような者こそ阿弥陀如来の救いの対象であると説いたのです。また、親鸞は欲望の深い煩悩に満ちた人間(悪人)こそ阿弥陀が救おうとした人間であるという「悪人正機説」を主張しました。念仏の救いのことを親鸞は「他力」と呼んでいます。自分の修行などによって極楽浄土へ往生しようとする「自力念仏」ではなく、阿弥陀如来を信じ感謝の心とともに唱える「他力念仏」は民衆からすんなり受け入れられて深く浸透していき、浄土真宗が生まれました。

ここまで易しい教えだと万人にとても受け入れられやすい印象がありますよね。広く民衆に広まった理由が伺えます。日本の総人口の約二割を占めるようになった浄土真宗は現在は、浄土真宗本願寺派、真宗大谷派、真宗高田派、真宗興正派、真宗仏光寺派、真宗山門徒派、真宗出雲路派、真宗誠照寺派、真宗木辺派、真宗山元派、浄土真宗東本願寺派の11派です。

葬儀を行う場所の下見をしておくことをお勧めします。式場の具体的なイメージを把握しておきましょう。
浄土真宗のお墓では注意すべきことがあります。それは、お墓の正面に家名を入れることは避けるべきということです。これは、阿弥陀如来によって念仏をいただいて浄土へ行かれたご先祖様の遺徳を偲ぶために建立されるのであるというお墓の概念によるもので、正面に刻む言葉は「南無阿弥陀仏」か「倶会一処」にします。「○○家之墓」としたとすれば仏様は居ないということになるからです。家名を刻みたいと思うのであれば、台座か花立に刻むのが良さそうです。

浄土真宗のお墓はあくまでも阿弥陀如来様を奉献した仏塔を建てるもので、故人を祀るものではないという考え方です。お墓がただの石ころにならないための注意点ですね。さらに浄土真宗では極力、迷信を排除しています。墓相や方位というものは一切無視するので気を遣うことなくお墓を建てられるという利点はありますが、基本的なルールというものだけは守らなくてはなりません。

事前に葬儀を行う斎場・式場等を確認下見しておく事によって様々なことがイメージできます。
式当日の式場での導線や葬儀の規模に見合った大きさなのか・またご自宅から式場までの移動の時間などです。
これらがイメージ出来ているとお打ち合わせの際も葬儀社の説明の理解も容易になる事と思います。